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執筆者の写真林院長

東京マラソン


 春の嵐だろうか。冷たい雨が降りしきる中の悪天候にもかかわらず、東京マラソンは始まった。観る方も走る方もマラソンはあまり好きではない。ただ、沿道から応援することで今までマラソンを食わず嫌いしていただけで何か感化されるかもしれないと思い、応援へ向かった。  アフリカ勢の選手が先頭集団でレースを牽引していた。間近で見るトップランナーは、マラソンといえども、私の全力疾走な速さで駆け抜けていった。アフリカ勢のすらっと伸びた足からスライドする歩幅は広く、アジア勢には真似できない身体能力の高さ故の走りを感じた。ただ、日本人選手には地の利、そして、この寒さが追い風になるのではないかと期待したが、結局アフリカ勢の選手は悪天候にもかかわらず2時間4分台とトップ5まで上位を独占した。これが真の強さなのか、やはり世界の壁は高いか。頑張れ!日本!

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