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  • 執筆者の写真林院長

アマゾンの返品


通販サイトの購入は、実際に商品を手に取ることはできないものの店頭に赴くことなく購入できるため、生活の利便性が向上したように思える。しかしながら、商品を手に取って確認できてないため、商品購入後、イメージとかけ離れた商品が届くことがある。アマゾン自身が販売元であれば、間違った商品を購入した理由でも消耗品でなければ返品が可能であるが、アマゾン以外の販売元の場合、独自のルールなどがあり返品が容易ではない。最近、私は間違った商品をアマゾンで購入してしまい、販売元がアマゾンでなかったため、返品に難渋するという事例を経験した。何を誤って購入したかというと、スワロフスキーのペンを贈答品として購入したつもりが、ウェブ上に表示されていたイメージ画像でスワロスキーのペンに並んだペンケースが届いたのである。ペンケースはペンの付属品かと思いきやそれがその販売元の売ろうとしている商品であったのだ。そのイメージ画像において、ペンケースはあくまでも脇役のように写っており、何とも紛らわしい限りである。私も老いたといえば、その通りで煌びやかなイメージ画像に心踊らされて、商品記載を熟読せず購入してしまったという非がある。しかしながら、間違って購入したもので未使用の商品をなぜ返品できないのだろうか。販売元は自社のポリシーを掲げてきて返品はできないの一点張りであったが、粘り強くお願いしたところようやく容赦してくれた。ところが、販売元はゆうパケットでこちらに配送したくせにヤマト運輸で配送し返さないと商品の安全が保障されないだの手続きをどんどん煩雑化させられ続けた結果、当人は手続きが面倒のあまり返品する気を削がれてしまった。

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