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  • 執筆者の写真林院長

明治神宮の菖蒲


明治神宮の御苑にある菖蒲は例年梅雨入り時期にちょうど見ごろを迎える。明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために植えられたとか。アジサイに劣らず花菖蒲は梅雨空によく似合っている花と私は思う。花菖蒲は御苑にある小池のそばに植えられていることから蚊に刺されやしないか一抹の不安を感じながら私は鑑賞していた。2年前頃に蚊に媒介されるデング熱にやられたことがあり、蚊に対しては少々過剰な反応を示すようになった。もはや蚊を見るだけで頭が割れるような痛みを伴う高熱に数日うなされた記憶がフラッシュバックされるようになった。木々が生い茂る場所に行く際は虫除けスプレーはもちろん極力肌の露出の少ないコーデにすることを心掛けている。明治神宮は若者の街である原宿に隣接しているせいか、暑い日ともあれば流行りのファッションであろう露出の多い恰好でいる若者をよく見る。蚊に刺されやしないかとそのような格好でいる若者に気懸りになる私は、自分が何だか爺くせぇなと老いを感じる今日この頃であった。

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