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乳児期の肌トラブル
乳児期は一般的に新生児期を含む一歳前後の時期をいう。生後2週頃から母親のホルモンの影響で皮脂の分泌が高まり、顔に白ニキビが出来やすくなる。この赤ちゃんニキビはおよそ生後3カ月頃までに自然治癒することが多い。また、この時期、成長に伴う代謝亢進も相まって皮脂分泌過剰により皮脂腺...
林院長
2018年6月15日読了時間: 2分


植物のかぶれ
初夏を迎えて、登山やハイキングなどのアウトドアのレジャーを楽しむ人が多くなるシーズンであろう。この時期になると日焼け(日光皮膚炎)・虫刺されなどの皮膚トラブルが多くなる。また、意外に植物にかぶれる方も多く見られる。 今回は、皮膚のかぶれ(接触性皮膚炎)を引き起こす植物を紹介...
林院長
2018年5月31日読了時間: 2分


ダニ
屋内に潜むダニはヒョウヒダニとコナダニが全体の8割程度を占める。ヒョウヒダニは絨毯・家具・寝具にほぼ1年中見られる。ヒトを刺すことはないが、これらの死骸や糞にアレルギー症状を来すことがある。コナダニは高温多湿な環境下で小麦・鰹節・砂糖などの食品に増殖する。同じく刺咬するダニ...
林院長
2018年5月10日読了時間: 2分


眼瞼下垂術後の眼瞼痙攣
今年は福岡で第61回日本形成外科学会総会・学術集会が行われた。後天性眼瞼下垂術後のリカバリーに関するお話が大変興味深かった。眼瞼挙筋という筋肉が作用することで我々は開瞼することができる。眼瞼挙筋腱膜の下にある瞼板に停止するミュラー筋もまた上眼瞼の挙上に寄与する。後天性の眼瞼...
林院長
2018年4月13日読了時間: 2分


花粉性皮膚炎
3月中旬頃がスギ花粉の飛散量がピークに達する。春のさわやかな暖かさに包まれる中、この時期に目のかゆみ、くしゃみや鼻水といった花粉症状で悩まされる方も少なくない。花粉症は衛生状態が改善した現代社会において暇を持て余した肥満細胞(マスト細胞)が花粉に対して免疫反応を示す為に引き...
林院長
2018年3月22日読了時間: 1分


逆さまつげ
本来まつ毛は外に向かって生えているのだが、まつ毛が内に向かって生えることで、目の表面にまつ毛が触れて、角膜が傷つくことがある。症状としては、目の異物感・流涙・目やにがあったりする。はっきりした原因はわからないが、生まれつき睫毛乱立といわれるようにまつ毛が内に向かって生えるこ...
林院長
2018年2月22日読了時間: 2分


金属アレルギー
身の回りの金属で例えばアクセサリーや歯科治療で使用される金属には、アルミニウム、コバルト、スズ、鉄、白金、パラジウム、マンガン、イリジウム、銀、クロム、ニッケル、亜鉛、金、銅、水銀の16種類ある。金属の種類によってはアレルギー反応を示しやすいものがある。特にニッケル、コバル...
林院長
2018年1月26日読了時間: 2分


ヒートテック
ヒートテックは2003年にユニクロから発売され、今では定番商品となった。ヒートテックは吸湿発熱繊維に分類される。吸湿発熱繊維は汗などの水分を吸収することで発熱する繊維である。これらの繊維は肌の乾燥を助長するのではないかと危惧されている。肌が乾燥すると肌の掻痒が起こりやすく、...
林院長
2018年1月3日読了時間: 2分


乾癬
健常の皮膚はおよそ28日周期で生まれ変わるので、目に見えて表皮がはがれる様子はわからない。しかしながら、乾癬の皮膚はおよそ4~5日で生まれ変わるため、表皮が剥がれ落ちる鱗屑(リンセツ)と表皮が盛り上がる肥厚および皮膚の赤み(炎症)が見られる。この病態は全身のいずれの部位で起...
林院長
2017年12月8日読了時間: 1分


正しい靴の選び方
立って歩くには足の裏に全重心の荷重がかかっていることを考えると少しは足の裏を労わらなければならないと思うことがある。はたして自分の履く靴は自分の足にあっているのだろうか。 足に合わない靴を履くとその靴に合わせた歩行となり、歩行姿勢が不自然となり、やがて外反母趾、陥入爪、胼胝...
林院長
2017年10月27日読了時間: 2分


水虫
浴衣にスリッパという出で立ちは入浴後に牛乳瓶で牛乳を飲むのように旅館の大浴場における定番のスタイルと言えよう。故に、大浴場の下駄箱に並ぶ履物は皆一様に旅館の用意したスリッパで、どれが自分が履いてきたものかわからないことがある。最近では、自分の履いてきたスリッパと他のものを区...
林院長
2017年9月29日読了時間: 2分


帯状疱疹
帯状疱疹とは60歳代に多く見られる病気で身体のどちらか一方に赤い斑点と小さな水膨れが帯状にあらわれる病気である。皮膚症状だけでなく、神経痛のようなピリピリとした痛みを伴うのが特徴である。幼少期に水痘・帯状疱疹ウィルスに感染(初期感染)したことがある人なら、誰でも帯状疱疹にな...
林院長
2017年9月21日読了時間: 2分


足の裏のほくろ
人は見た目だけで判断してはならないと我が子に説くことはご最もである。人は見かけでなく中身が大事ということであろう。母に幼き頃から結婚相手は中身が大事、女性は40歳を超えたら容姿は皆大差がなくなると言われ続けてきたことを思い出す。しかしながら、性格は人相に出るというが、あれは...
林院長
2017年8月25日読了時間: 2分


肉割れ
線条皮膚萎縮症、巷では肉割れということが多いであろう。 グルココルチコイドが多い状況、つまり、思春期、妊娠、肥満、糖尿病やステロイドの使用などにより大腿部や腹部などで皮膚に線条の陥凹した萎縮がみられる。特別症状があるわけではないが整容的に気になる方は多く見受けられる。グルコ...
林院長
2017年8月11日読了時間: 1分


目の周りのぶつぶつ
目の周りの淡褐色調のぶつぶつは汗の腺であるエクリン腺が増殖した良性皮膚腫瘍の汗管腫である。同じように目の周りにできやすい白色調のぶつぶつは角質のたまり、稗粒腫である。いずれもはっきりした原因なく体質的に出現することが多い。稗粒腫の場合、やけどや擦過傷などの外傷に続発して生じ...
林院長
2017年7月4日読了時間: 2分


待たないクリニック
先日、持病の定期検診で病院を訪れた。その病院は一次医療圏の中核を担う特定機能病院ということもあり、紹介状を持った多くの患者が利用する。その為、待ち時間が三次医療圏の診療所に比べたら長いことが運営側も想定しているせいか、利用する患者に順番が近くなったことを知らせるポケベルのよ...
林院長
2017年6月26日読了時間: 2分


形成外科医が行う眼瞼下垂手術
眼瞼下垂とは瞼が思うように開かず、見えづらくなる病気である。原因は様々で、瞼を引き上げる筋に付着した腱膜が伸びてしまうことによる加齢性眼瞼下垂や瞼を引き上げる筋肉がもともと弱いことによる先天性眼瞼下垂などがある。その他にも瞼を引き上げる筋肉を支配する神経の麻痺や神経伝達物質...
林院長
2017年5月22日読了時間: 2分


第60回日本形成外科学会総会
「お客さん、どちらからいらっしゃいました?」 「東京からです。」 「もう造幣局にはいかれました?」 「いえ、まだです」 「ほな、明日行くといいですよ。今ちょうど見ごろなんです。」 「お客さんはどうか知りませんけど、私はどちらかというと痩せている女よりぽっちゃりしている子が好...
林院長
2017年4月18日読了時間: 2分


陥入爪(巻き爪)手術
陥入爪は巷で言う巻き爪のことで、爪が自身の指に食い込み、傷つけることで痛みなどを引き起こす状態である。荷重がかかりやすい足の親指の爪になりやすく、深爪にしたり、ハイヒールや足先の窮屈な靴など自分の足の形に合わない靴を履き続けることが原因と考えられている。足の親指の爪の切り方...
林院長
2017年3月23日読了時間: 2分


おすすめのシャンプー
繰り返えされる頭部湿疹の原因を考えるうえで、使用しているシャンプーを見直すことは大切と思われる。シャンプーは洗浄基剤から高級アルコール系、石鹸系とアミノ酸系に大きく分類される。シャンプーの成分表記に硫酸ナトリウムや硫アンモニウムなどの洗浄基剤があれば高級アルコール系である。...
林院長
2017年3月3日読了時間: 2分
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