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抗菌薬の使い方
抗菌薬治療には経験的治療と標的治療がある。経験的治療は疾患と重症度、患者背景を考慮し、想定した起炎菌に十分作用する抗菌薬を選択する。標的治療は、後日判明した培養結果や抗菌薬感受性試験の結果を踏まえて、より感染巣・起炎菌に有効な抗菌薬に変更する。 ...
林院長
2019年5月23日読了時間: 2分


保安検査場
札幌での学会が終わり、駅から電車を乗り継ぎ千歳空港から帰路についた。 ポーンとブザーが鳴った。『こちらに来て下さい。ポケットの中身をすべて出して下さい。』と保安検査官が言った。 携帯や腕時計など思い当たる身につけている金属を外しているのと、羽田を出る際は保安検査場を難な...
林院長
2019年5月17日読了時間: 1分


令和
患者さんにダイゴに似てるって言われた。』 『えっ、千鳥の?』 と間髪いれずに妻は言った。 『千鳥の大吾じゃないと思うけどなぁ。』 『じゃぁ、メンタリスト?』 『うーん、そっちじゃないと思うけどなぁ。』 私は少し恥じらいを感じつつもウィッシュのポーズを妻にやって見...
林院長
2019年5月3日読了時間: 1分


ニキビのホルモン治療
成人女性のニキビの特徴としてホルモンバランスの崩れに起因したものがある。生理前になると女性ホルモンであるエストロゲンが低下し、男性ホルモンであるアンドロゲンが優位となり、アンドロゲンは皮脂分泌を高めるため、口周り・フェイスラインを中心としたニキビが出来やすくなる。したがって...
林院長
2019年4月26日読了時間: 1分


ヘアスタイル
『やめた方がいいですよ。たぶんブロッコリーみたいな頭になります。』 散髪中に背後から理髪師が客の注文に難色を示す会話が聞こえてきた。 私も散髪する際にどう注文したらよいのかわからず、理髪師にお任せすることが多い。ヘアカタログを渡されてどのようにしたいのか事細かに聞く理髪師...
林院長
2019年4月19日読了時間: 1分


誕生日
誕生日を迎えた。ケーキがなければ、誕生日を祝った気がしないので、ケーキ屋へ赴くことにした。私にとって特別なことがなければ、ケーキなんて買うことがないだけに誕生日は良い大義名分といったとこだ。古代ギリシア人は月の女神アルテミスの誕生を祝うために丸いケーキを用意し、火を灯したロ...
林院長
2019年4月12日読了時間: 1分


食物アレルギー
食物アレルギーには原因となる食物を摂取後2時間以内にアレルギー症状を来たす即時型アレルギーがある。アレルギー症状には蕁麻疹やアトピー性湿疹などの皮膚症状、下痢などの消化器症状や呼吸苦・意識消失などの全身症状を呈するアナフィラキシーがある。食物アレルギーは新生児〜乳児に多く4...
林院長
2019年4月5日読了時間: 1分


虎
虎の様相をシンプルに言い現わせば、黄色と黒の縞模様である。黄色と黒の組み合わせは、我々にとっては注意を引く組み合わせで、道路標識や工事現場の看板などで時々用いられており、危険や注意を喚起するイメージがある。 動物園ではじめて虎と対面したわが子は『ヒィィッ。』と体を仰け反りな...
林院長
2019年3月29日読了時間: 1分


東京マラソン
春の嵐だろうか。冷たい雨が降りしきる中の悪天候にもかかわらず、東京マラソンは始まった。観る方も走る方もマラソンはあまり好きではない。ただ、沿道から応援することで今までマラソンを食わず嫌いしていただけで何か感化されるかもしれないと思い、応援へ向かった。 ...
林院長
2019年3月15日読了時間: 1分


ニキビの原因
ニキビの原因は皮脂分泌が盛んになり、毛穴が皮脂の汚れや剥がれにくくなった角質がつまることで、毛穴の中で増殖したアクネ菌などが炎症を起こすことで生じる。炎症が毛包に波及し、組織が破壊されると瘢痕を残すことがある。 思春期はホルモンバランスの変化に伴い、皮脂分泌が盛んになる...
林院長
2019年3月8日読了時間: 1分


昆虫食
2050年は世界の人口は100億人にも達すると言われている。今後、人口が急速に増加するにつれて、農業・家畜生産の供給が間に合わず食料不足が深刻化すると考えられている。家畜生産には飼料となる穀物が必要となるので、穀物を生産する為の広大な農地と水を要することなどから食料において...
林院長
2019年3月1日読了時間: 1分


神保町
神保町といえば、およそ190店の本屋が集まる本の街である。靖国通りとすずらん通りは本屋が通りの両側に軒を並べている。本好きにはたまらない街だろう。本好きでない私は、本を物色することなく、隣接する本屋をみては、『互いの本屋の主人は仲がいい訳がないだろう。』『これだけ競合相手が...
林院長
2019年2月22日読了時間: 2分


生物学的製剤
サイトカインは細胞間の情報伝達物質で免疫と炎症に関連するものが多く、細胞の生存や維持のために欠かせないものである。その中でも主に腫瘍を破壊していく物質と考えられているTNF-αサイトカイン(腫瘍壊死因子)が、乾癬において大量に作られて皮膚や関節などに炎症を起こすとされている。...
林院長
2019年2月15日読了時間: 2分


冬芽
目黒の自然教育園へ冬芽(トウガ)を見に行った。紅葉が終わり葉を落とした落葉樹の枝には、越冬する為に、冬芽を形成する。冬芽は春を迎えると蕾になったり、葉になったりする。つまり、冬芽は蕾や葉が冬の厳しい寒さに耐えるために毛皮を着込んで縮こまっているような様である。植物によって冬...
林院長
2019年2月8日読了時間: 2分


お年玉
『お会計は2万9千8百円です。』 母親に促されて少年はカバンからいくつかのお年玉袋を取り出し、袋の中からお札を掻き集め出した。少年が恋い焦がれ欲しがっていたものをそのお金の対価として私が渡してあげれば此方としてもそれほど心を痛めるものではなかったのに。 ...
林院長
2019年2月1日読了時間: 2分


水虫の疫学
足白癬・爪白癬の疫学調査が大規模に行われた。本邦においては足白癬・爪白癬の罹患数はおよそ2500万人であった。罹患率は20%に認められ、男性に多く、加齢とともに上昇する傾向にある。足爪白癬を罹患する危険因子は血管疾患・糖尿病・骨関節疾患・スポーツ・外傷・肥満・同居家族に真菌...
林院長
2019年1月24日読了時間: 2分


ルンバ
昨年の11月から業者にクリニックのフロアのワックスがけをお願いしていたのだが、流石に年末は大掃除シーズンとあって、こちらの思惑通りにいかず、年明け早々の大掃除となった。ワックスがけにより傷んだ床材がまた開院当初のような輝きに生まれ変わった。埃一つないキレイな床に土足で上がる...
林院長
2019年1月18日読了時間: 1分


お正月
正月休みは、普段あまり使わない都営バスを使って、普段あまり行かない日比谷や乃木坂へ遊びに行った。乗り馴れた路線バスでもない上、下調べもろくにしていないので、目的地までの道のりは電車に比べて労力と時間がかかった。ただ、メトロの車窓から見える無機質な風景は日常の通勤を髣髴させる...
林院長
2019年1月11日読了時間: 1分


伝染性紅斑(リンゴ病)
伝染性紅斑はパルボウィルスB19による感染症である。咳・鼻汁を介した飛沫感染で保育園や小学校で流行しやすい。一度かかると終生免疫で二度かかることはまれである。 微熱、風邪症状などの前駆症状後、両頬が平手打ちをくらったかのように赤く腫れる(平手打ち様紅斑)。この様相はりん...
林院長
2018年12月28日読了時間: 1分


ペタジーニ
日本人野球選手がメジャーリーグへ挑戦するようになってからだろうか。日本のスター選手がメジャーリーグへ流出するようになり、日本のプロ野球人気は以前に比べて少し陰りを感じる。私が小学生の頃、スポーツと言ったら野球というくらい野球人気は健在であった。しかしながら、当時の日本プロ野...
林院長
2018年12月21日読了時間: 1分
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