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  • 執筆者の写真林院長

ピーリング


私たちの肌は日々生まれ変わる。これを表皮ターンオーバーという。正常な表皮ターンオーバーはおよそ28日周期と言われている。30代以降、私たちの新陳代謝は衰えてくるため、この表皮ターンオーバーも遅くなってくる。その結果、角質は厚くなり、肌の保水力や肌の張りの低下を招き、また、シミの原因であるメラニンの排出低下やメラニンの蓄積を招く。美肌の定義はなかなかはっきりしたものはないが、肌が白く張りのあるものではないかと思う。故に、正常な表皮ターンオーバーを保つことが美肌の秘訣と思われる。新陳代謝は普段の生活に大いに影響を受けるのは言うまでもなく、食事・運動・睡眠など規則正しい生活を送ることが正常な表皮ターンオーバーを保ち続けることでもある。つまり、アンチエイジングは継続は力なりともいうように日々の絶え間ない努力が必要であろう。ただ、そのような努力をし続けることが果たして幸せかと問われるといささか疑問に感じる。時々不摂生をしてこそハッピーな瞬間もあるだろう。それはさておき、ピーリングは酸を用いて古い角質などを溶かすことで表皮ターンオーバーを進めるので、遅れている表皮ターンオーバーを正常に保つ上でよい治療法の一つと言える。くどいようだが、表皮ターンオーバーが正常に保たれれば、ニキビなどの肌荒れがしにくいばかりでなく、しみ・しわの改善などのアンチエイジングにつながると言えよう。

ちなみに、当クリニックでは1か月毎の間隔で施術するマクロゴールサリチル酸を用いたピーリングを行ってる。


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