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  • 執筆者の写真林院長

テラリウム

以前ブログでも紹介したが、コロナ禍で自宅にいることが多くなったので、アクアリウムを始めた。水槽の中の生き物を眺めるだけで癒しのひと時が得られた。癒しが足りない訳ではないが、今度はガラス容器の中に陸の生き物を育てたくなった。テラリウムである。手始めに苔でも育てようと盆栽園から苔を譲ってもらった。苔と相性の良いシダ植物をいくつか教えてもらい、ホームセンターで土と合わせて購入した。適当にテラリウム用のガラス容器に詰めてみたが、それらしいものになった。なかなか都内では庭を持つことができないが、小さいながらも庭を持てた気がした。しかしながら植物だけでは少し寂しさを感じる庭に見えたので、番犬ならぬ番カエルを飼うことにした。クランウェルツノガエルというずんぐりむっくりした口が大きく、色合い奇抜な南米に生息するカエルである。翌る日、苔より得体の知れない幼虫らしきものが、茶柱のように立ち、やがて蛹となり、何に変態するかと思えば、ガガンボになった。ガガンボは見た目はまさしく蚊を大きくしたもので大蚊ともいうらしい。蚊のように吸血することはないらしいが、こんなのが家の中に放たれたら、嫁にこっ酷く怒られるだろう。

すると、我が家の番カエルが目の前に飛んできたガガンボをパクリと一飲みにした。いい仕事するなぁ。



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