• 林院長

GABA

γーアミノ酪酸(GABA)は自然界に広く分布するアミノ酸の一種で哺乳類動物では中枢神経における抑制性の神経伝達物質として働くことから、抗ストレス、リラックス効果や睡眠の質改善効果を期待した製品、食品分野で広く知られている。皮膚科疾患においてもストレスと睡眠障害は肌状態に悪影響を及ぼすと考えられている。成長ホルモンが分泌される睡眠中は肌のターンオーバーにとって大切な時間であるので、睡眠不足はターンオーバーのリズムが乱れて肌の乾燥、過剰な皮脂の分泌やくすみなどの肌トラブルを来しやすくなる。

肌荒れを自覚し、疲労や睡眠の不調を感じている成人女性を対象に8週間GABA摂取が肌状態に与える影響を評価する目的で二重盲検試験を実施した2016年の外園らの報告によると、角質の水分量については有意差は認められなかったが、皮膚のハリ・弾力の改善には寄与できる可能性が示唆された。

GABA摂取による肌状態の改善が睡眠の質の向上によるものか、あるいは、GABA自体がコラーゲンやエラスチンに直接働いているのかよくわからない。今後の研究が楽しみである。



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板橋本町皮膚・形成外科

 

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