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  • 執筆者の写真林院長

プロペシアとザガーロ

進行性男性型脱毛症(AGA)の原因はジヒドロテステステロンが原因と考えられている。男性ホルモンの一種で毛母細胞の働きを低下させる作用があるので、薄毛に関係していると考えられている。一般的に加齢と共に男性ホルモンであるテストステロンは減少し、5α還元酵素の働きでジヒドロテステステロンに返還されることで、毛根は細くなり、脱毛も進む。加齢以外にもテストステロンを減少させ、ジヒドロテステステロンを増加させる原因がある。食生活・運動・睡眠などの生活習慣にもある。亜鉛やイソフラボンは5α還元酵素の働きを抑制する。睡眠や運動はテストステロンの増加を促す。 AGA治療薬は5α還元酵素の働きを阻害することで薄毛を治療する。5α還元酵素にはI型とII型があり、フィナステリド(プロペシア)は主にII型の働きを抑制し、デュタステリド(ザガーロ)はI型とII型の働きを抑制する。ザガーロのほうが広範囲に抑制することからプロペシアより効果的に思われる。実際、検証データにおいてもザガーロのほうがプロペシアより毛髪数、毛髪の太さが1.6倍上回る結果が得られた。余談だが、値段もザガーロのほうが1.6倍高い。ザガーロのほうが5α還元酵素の働きを強く抑制するのだろう。しかしながら、前頭部、頭頂部の薄毛はII型が関与すると考えられていることからプロペシアでも十分と考える意見もある。






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